OYAKO de HAWAII

OYAKO de HAWAII

親子でハワイ 〜プリスクール留学への道のり〜

ハワイでのプリスクール留学に必須な予防接種リスト

入学には予防接種が必須条件

ハワイで親子留学をするにあたって非常に頭の痛い問題。そのひとつが予防接種ではないでしょうか。

ハワイ州では、私立公立共に学校の入学前には決められた身体検査と予防接種を受けなければなりません。

日本で定期接種をすべて受けていたとしても、ハワイ州の必須条件には満たず、さらに多くの予防接種を受ける必要があります。また、日本で同じ項目の予防接種を打っていたとしても、ワクチンの種類や型がハワイと違う、または回数が少ないという理由で、新たに打ち直さなければいけないものもあります。

f:id:conia:20210823142009j:plain

<最新!>必須予防接種リスト

日本の制度も年々変わるため、大手仲介業者の中でも会社によって紹介されている予防接種情報にばらつきがありましたので、私なりに調べて最新と思われるものをまとめてみました。

平成29年8月現在、ハワイ州で必須で、且つ日本でも定期接種とされているものを黒字、さらにハワイで追加接種が必要なものを赤字で記しています。

(州法の改定などで変更があるかもしれません。見落としもあるかもしれませんので、必ずご自身で現地小児科または希望の留学先にて最新情報をご確認ください。また、間違いがありましたらご指摘いただけますと幸いです。)

 

 

・四種混合DPT-IPV 4回+1回

   ├ ジフテリア
   ├ 百日せき
   ├ 破傷風
   └ ポリオ

・B型肝炎※1    3回    

・MR        2回+1回(日本では生ワクチンのため不活性ワクチンを打ちなおします※2

   ├ はしか※3
   └ 風疹

・おたふく風邪   2回+1回(日本では生ワクチンのため不活性ワクチンを打ちなおします※2

 

・水痘       2回+1回(日本では生ワクチンのため不活性ワクチンを打ちなおします※2

 

・Hib         4回 +1回(日本とは型が違うため)

 

 

※1 日本で接種していない場合は、1回目と2回目の間隔が1ヶ月、1回目と4回目の間隔は6ヶ月という規定がありますので、日本での計画的な接種が必要。

※2 現地ではMMRV(麻疹、おたふく、風疹、水疱瘡が合わさったもの)があるので、この1本でまかなえます。

※3 はしかのみ2回必要。

 

 

定期接種をすべて受けていたとしても、追加で四種混合DPT-IPV1本、MMRV1本、はしか1本、Hib1本の合計4本を打つ必要がありそうです。

 

なお、日本国内でもハワイの規定に合った予防接種を受けられます。受けられる病院をこちらにリストアップしています。

▶︎アメリカ(ハワイ)基準の予防接種を日本で受けるという選択肢。 - OYAKO de HAWAII

<NEW>B型肝炎は日本でも定期接種に

2016年(平成28年)10月1日から、日本でもB型肝炎の予防接種が任意接種から定期接種になりました。2016年(平成28年)4月1日以降に生まれた赤ちゃんは、公費で接種ができます。

2019年8月現在、1歳4ヶ月以下のお子さんをお持ちのご家庭で定期接種をすべて受けさせているという方は、今後留学のために新たにB型肝炎を打たなくても、すでに接種済みです。ハワイ州の定める必須条件へのハードルがひとつ低くなりますね。

ネット上にはたくさんの古い情報も見受けられます。今一度、ご自身の母子手帳と照らし合わせてみてください。

どうする?予防接種

なるべくなら余計な予防接種はさせたくない。これがお子さんを持つ親の正直な気持ちではないでしょうか。

「ハワイでも予防接種のゆるいプリスクールがあるらしい」とか「同時期の同プリスクール内の短期留学生でも、全種類受けないと入れなかった人もいれば、ツベルクリン検査のみで入れた人もいる」などの口コミもネット上には存在します。実際に、「留学初日にダメ元でツベルクリン検査のみ受けて予防接種なしで登校したら、短期だったので今回はOKをもらえた!」というような投稿も目にしました。

 

そこで、私の至った考えはこうです。

 

 

 

規定通りすべて受ける。

 

 

 

当たり前のように聞こえると思いますが、実は予防接種慎重派な私。これは、非常に大きな決断です。

 

入学前にいくつかプリスクールの見学ができれば、その際に予防接種をなるべく受けないで済むかどうか、プリスクールごとの感触を探ることもできるかもしれません。

口コミにあった「予防接種のゆるいプリスクール」を探し出せれば、その園に留学先をしぼることもできます。

でも、私はハワイでのプリスクール留学を1回きりの挑戦にしたくはなかった。

 

機会があるのなら、一度と言わず二度、三度、プリスクール留学に留まらずキンダーガーデンやエレメンタリースクールの短期留学もできることならさせてみたい。

そうなれば、もし仮に初めてのプリスクール留学で予防接種をうまく回避できたとしても、どこかのタイミングで必ず受けることになるはず、と思ったのです。

いまのうちにできること

日本でもできる予防接種は、日本でやってしまう。それがいまのうちにできること。

私はプリスクール留学前に一度旅行でハワイに行く予定があるので、その際、現地の小児科で前もって予防接種をしてくるのもありかなと思っています。予防接種→高熱が出る、というのも珍しくはないので、あらかじめ必須な予防接種がすべてクリアできていれば、後に留学でハワイに渡航した際はツベルクリン検査と健康診断のみで入学することができます。子供はいつもと違う環境に飛び込むのですから、身体への負担はなるべく減らしてあげたいものです。

最後に

余計な予防接種を受けさせたくない。この想いがプリスクール留学の障害になっている方もいるかもしれません。しかし、予防接種を受けることのリスクよりもそれ以上に貴重な経験ができるかもしれない、というところにかけてみたいと私は思いました。

予防接種に対する考えは家庭によってそれぞれだと思います。メリットやデメリットをよく考えた上で、それぞれのご家庭で納得のいく親子留学ができるといいですね!

 

 

 

◆◇◆英語メモ◆◇◆

「予防注射を打ちに行くよ!」

"I'm going to get some vaccination shots!"