娘、ハワイ到着初日からまさかのホームシックに。
プリスクール留学のために、3歳3ヶ月の娘、夫、私の3人でハワイに来ました。
私と娘は2ヶ月半ほどのハワイ滞在予定で、夫は今回は10日間前後で帰国します。その後私たちの帰国のタイミングに合わせてまたハワイで夫が合流する予定です。
今日は夕方にハワイに着きました。行きの飛行機では、娘の退屈しのぎにとシールブックや付録付きの幼児向け雑誌などをいろいろ持ち込んでいましたが、結局、自由帳と6色のミニクレパスで集中してお絵かきをしていたので、それらの出番はありませんでした。お絵かきや食事以外の時間は、気づけば眠っていたりで、全く手をやかずに済みました。3歳って物分かりがいいんだな〜と、娘の成長ぶりに驚かされました。
予約したコンドミニアムの内装が大幅に改悪&収納スペースが一切なくなるというトラブルに見舞われながらも、実際にチェックインしてみると、小さな収納棚を用意してもらえていて、急場しのぎ感はいなめませんが十分に快適に過ごせそうで安心しています。
▶︎【ハワイプリスクール留学準備編】ショック!予約していたハワイのコンドミニアムの内装が残念なことになっていた話・・・ - OYAKO de HAWAII
チェックイン後はお部屋で荷ほどきをしたり、スーパーに軽く買い出しに行ったりして過ごしていました。
その後、夕食を食べていた時にふと娘がこんなことを言い出しました。
「ねえパパ、昨日ね、お掃除しておうちがぴかぴかになったんだよ!明日おうちに帰ったら見せてあげるからね!」
一瞬、ひやっとしました。ハワイに行くことすらハワイ出発の2日前にあわてて娘に伝えたところでしたが、ハワイに長期滞在するということはうまく伝えられていませんでした。しばらく今のプリスクールには行けなくなる、とは説明していましたが、しばらく自宅に帰れなくなる、ということは一切話していませんでした。そこで、
「しばらくはこのおうちが〇〇(娘の名前)のおうちになるんだよ。いつものおうちに帰るのはずっと先になっちゃうんだ。」
そう軽く説明し、なんとなくその場は通り過ぎました。
飛行機で全然眠れなかった夫が食後に力尽きて先に寝たので、その後は娘と二人で、シャワーを浴びたり軽く遊んだりして寝る前のひとときを過ごしていました。
すると今度は、娘が突然こんなことを言い出したのです。
「あのキッチンで遊びたかったのにな・・・」
あのキッチンとは、自宅のリビングに置いてある娘用のおままごとキッチンのこと。すぐに自宅に帰れないことをなんとなく察したようで、自宅にある自分のおもちゃが恋しくなったようです。
「あ〜そうだよね。あのキッチンで遊ぶのが大好きなんだもんね。ごめんね。」
そう言って娘を抱っこすると、今度は抑えていた感情が堰を切って溢れ出たようで、
「おうちのキッチンで遊びたかったし、おうちのいつものベッドで寝たかったんだもん。」「ここは〇〇(自分の名前)のおうちじゃなくて、みんなのおうち(ホテルのこと)だよ。」
と、半泣き状態になりました。
我が家は旅行が好きで毎月最低でも2回以上はホテルに泊まったりしていたので(多い時は毎週末。笑)、娘も家以外の場所で過ごすことにはすっかり慣れているはずなのですが、まさかまさかの、ハワイ初日でホームシックになってしまった様子。
「〇〇のキッチンも、いつものベッドも、ちゃーんとおうちにあるからね。また飛行機に乗って帰ったら、おうちのキッチンでいっぱい遊ぼうね。それまでは、しばらくここが〇〇たちのおうちになるんだ。」
日本を出発する前から、しばらく帰ってこられないということをしっかり時間をかけて娘に説明してあげるべきだったなと反省しました。なんなら、おもちゃにもしっかりバイバイさせてあげてから来るべきだったなと。「また帰ってきたら一緒に遊ぼうね〜」的な。
「しばらく」っていう私の説明も下手すぎてうまく伝わらないしで、どうしたもんかな〜と思っています。こんなんで現地のプリスクールに通えるのだろうかと少し心配になった母でした。
娘は5回目の海外旅行(3回目のハワイ)で、10日間くらい旅行をしていても、家に帰りたいとか家のことを言い出したことなんて今まで一度もありませんでした。「よりによってなんでこのタイミングで・・・」と思う反面、3歳になって物分かりが良くなった分、ちゃんと自分なりに意見を持てるようになったのは、成長した証でもあるのかな、なんて感じました。
思えば、このハワイ長期滞在&プリスクール留学は、すべて私が言い出しっぺで突っ走ってきたこと。改めて考えると、母の暴走に夫も娘も付き合わされて振り回してしまっているな・・・とちょっと冷静になりました。
半泣きになってしばらく抱っこしたあと、娘はけろっ寝たので、まあ眠いタイミングが重なってなおさら自宅が恋しくなっただけかもしれません。明日からはハワイでの日常を娘なりに楽しんでくれたらなと願う母です。